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2020.06.22(月)
歯科検診、クリーニングを受けられていない方々は、、、
こんにちは、港区の歯科医院、白金高輪の歯医者、の
白金高輪リューズ歯科院長の石塚です。
さて、緊急事態宣言も解除され、全国的なコロナ感染者数も減り、
ゼロにはなっていないものの安定して少し落ち着いてきましたね。
しかし飲食店やスーパー、薬局、タクシー、など様々な業種でも
皆さん引き続き感染予防への努力を続けられていますね。
歯科業界もテレビのワイドショーやNEWSなどで、歯科医院は危険だと
報道されたことにより、数ヵ月間予約は激減しました。
おかげさまで、今月から予約がだいぶ回復してはきました。
ただ皆さんに知っていただきたいのは、正しい事実を知り、正しく気を付けることです。
メディアに惑わされ過ぎてもいけません。
もちろん重要なことや事実を報道することも多く、チェックすることは大事です。
しかし根拠のない事実を報道してしまっていることもあります。
というのも、現在全国には歯科医院は約7万軒ありますが、歯科診療行為での
感染者は1人も出ていないのです。
ご存じでしたか?(゜ロ゜)
全国的にたくさんのコロナ感染者が出たこの数ヵ月間で、歯科医療行為では
誰も感染していないのです。
これは全国の歯科医院の医療従事者達の、普段からの院内感染予防への
取り組みが高水準でなされていた賜物です。
とはいえ、世の中の皆様がテレビでの連日の報道を見て不安になり、歯科医院への
足が遠退いてしまったのも理解できます(>д<)
確かにあれだけ言われれば怖くもなります。
しかし、定期的なお口のケアや、歯石取りをしなくなってしまうことによる
デメリットはとても大きいのです。
お口の健康は全身への健康。
歯科医院での定期的なお口のケアをしている人とそうでない人では、誤嚥性肺炎の
感染率に大きな差がでていることも近年わかっております。
まだ若いかたでも、歯石放置による歯周病の方々はたくさんみられ、日本人の成人の
歯周病感染率は7~8割と言われております。
その歯周病は痛みのない病気だということもあまり知られておらず、
「自分は痛みがないから大丈夫だ、健康だ」
と勘違いしてしまっている方も、とても多く見受けられます。
コロナ感染を恐れて歯科受診を控えることは、他の例で言うならば、例えば
同居しているお子さんが、体は健康なのにずっと家に引きこもっていた場合、そのお子さんに
「少しは外の空気を吸ったり運動したりするために、買い物にでも出掛けたら?」
と伝えたとします。その際、その引きこもってしまっているお子さんから
「でも外に出て交通事故にあったり強盗に襲われたりしたら危ないから、外には一切出たくない」
と返答がきたらどうしますか?
もちろん外出したらそのようなリスクもないわけではありません。
しかし、とても低いリスクの話をしており、それ以上に外出を一切しないことによる
デメリットの方が大きいですよね。
これと同じような現象が、全国の歯科医院に対しての過剰な誤ったイメージで
起きてしまっています。
梅雨に入り少しジメジメし始めてきましたが、検診やクリーニングが空いてしまった方や、
普段から行けてなかった方は、ぜひいらして下さい(^-^)
3ヶ月から半年に一度のチェック&クリーニングをすることが、
将来の自分への健康へと繋がります☆
ご予約ぜひお待ちしております。